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  • 執筆者の写真切腹ピストルズ総隊長・飯田団紅/爆笑ウラ噺

【まえがき】

更新日:2023年6月26日


とんでもねぇ事がここで起きている。映画監督の豊田利晃は、栃木の片田舎、あたくしんちから自転車で二~三分の処にある古民家に引っ越してきてからどのぐらい経った。皆でわちゃわちゃやってるから何年も前から住んでる様だが、実際はこの前引っ越してきたのかも知れずようわからん。とにもかくにも世間に対抗するパラレルワールドがこの周辺にある。思い起こせば豊田利晃映画「狼煙が呼ぶ」「破壊の日」「全員切腹」「生きている。」のそれらは、狼蘇山連作となって、既にご存じ新作の長編「次元を超える」の発表も出ておるし(もう撮影は始まっているからすべてばらしたろか)・・・で、だ!そう!この度、「ここにいる。」見参である。前作「生きている。」の続きをやろうという話しは、「生きている。」のエンディングを見ればどう考えたって〈その後〉を期待させるものだし、「生きてるぞー!」の狂気の鉄平(渋川清彦)エンディングシーンを撮影したときには、暖を取りながら「鉄平ありゃぁ山に入るな」と一服したものだ。それからも日常、監督と会っている中で(だいたい竹藪を手入れしてるか、焚き火してるか、庭中にロウソク灯してキャンドル☆トヨ化してる)、〈その後〉をいつ撮る!?かが話題になった。ついにその時がきた。簡単に説明すると、次元を超えるの撮影の合間にそれは密かに進行し、一度都内に戻ったきーくん(渋川清彦)を再度呼び戻し、「何月何日、皆で修行行こうぜ」のノリである。おもろいのはそれだけじゃない。スタッフや出演者の半分以上を、ここ栃木の西方~鹿沼の輩でやろうと監督から話しが出た。袢纏だらけの村の輩たちは「こりゃまた祭りだんべ」と鼻息を荒くした。こちらでの日常は、祭りや百姓仕事や日々の悪ふざけ、そして豊田映画との境界が曖昧になっているから、村の輩たちも「おらたち与太公だもの製作スタッフなんてでぎね」とは言わない。「やろうやろう」と集まってくる。その随時の記録やメモを公表だ。これ、「爆笑!?制作日誌」という触れ込みが付いているが、「そんな爆笑日誌なんてでぎね」とは言わない。パンクムーブメントである。山の湧き水が集まっていつか怒濤の滝になるようにだ。大昔、ここ栃木の西方町では「農村歌舞伎」がおこなわれていた。芝居背景に使う裏表が描かれた襖絵は120枚保存されている。都からプロを呼び、その指導のもと、舞台や美術を作ったり出演したり、収穫の慰労祭のようにやっていたのだ。お気づきだろう。毎年我々は農村歌舞伎を想うように、豊田利晃の映画に関わっているのだと思う。

さて、

なかなか、ロマンチックな前書きを書いてやったが、ちょっと本気出しすぎたようだ。気をつけよう。

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