切腹ピストルズも豊田組もお世話になっている「紺仁」の本拠地、新潟小千谷市片貝へ。「祭る」四年ぶりの開催で、切腹ピストルズ出陣。鹿児島で「狼蘇山連作」上映会をやってくれた南部式の仁太も出演したし、次から次と人と話して幕を閉じた。狼蘇山連作の始まりとなった、豊田利晃監督映画「狼煙が呼ぶ」の野外上映もおこなわれた。もちろん監督も来た。提灯の灯りぐらいになった会場、片貝町名物の人形を使った伝統芸能からの「狼煙が呼ぶ」、久しぶりに見たけど、今見ると、そりゃこのあと連作になったはずだと思う。台詞なしの16分に、めちゃめちゃ声明が込められていた。そんな大人の気概が公然の場にさらけだされる。祭のいかがわしさ、夏の夜感がはじまっている。監督はそのまま旅籠「紺仁」に泊まるとのことになった。夜中の丑三つ時に長野県富士見高原につく。宿舎の鍵の関係で先に付いた隊員がロビーで待っててくれた。一人、人に囲まれて正座してる奴がいる。タートルアイランドのジョージくんだ。どうしたどうしたと近づくと、「隊長!夏、怪談噺やろうよ」「やろうやろう」ってことになった。またまたいかがわしいぜ。しばらくして明日もあるから寝ようとなったが、禁煙の宿舎だったので、部屋と遠くの喫煙できるところといったりきたりして朝になった。
切腹ピストルズ総隊長・飯田団紅/爆笑ウラ噺
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