「怪獣の教え Emission of Light」開催延期と払戻方法のお知らせ
平素は「怪獣の教え」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
この度、7月31日より予定しておりました再公演の開催を断念し、来年の春~夏にかけて再調整をすることとしました。
本公演は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点から、4月に予定していた公演を一度延期し、新たに「怪獣の教え Emission of Light」と題して7月31日からの開催を目指しておりました。そのうえで先の緊急事態宣言解除後に公布された政府指導によるガイドラインに準じ、本日まで公演の実現に向けての再出発を試みて参りましたが、今後もガイドラインの緩和には相当の条件と時間を要すことが予想されるため、これより準備期間も含め充分な環境で皆様をお迎えすることはほぼ不可能と判断し、開催を来年へと再延期とする決断をいたしました。
この度のご案内に至るギリギリまで時間を要してしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。
また現在お手元にお持ちのチケットの扱いにつきましては、下に情報を載せております。
皆さまには大変お手数おかけしてしまいますが、そちらを参考に各自ご手配いただけますようお願い申し上げます。
<今後について>
きっと私たちには今少しの時間が必要なのでしょう。
「怪獣の教え」は如何なる時でもマックス・フルパワーの公演内容で皆さまの網膜をブルーに染め尽くしたいと思っています。
今回のパンデミックとともに生じてしまった軋轢や憂い。それらもきっと人類の願いと怪獣の咆哮によって正しく浄化されることでしょう。
冒頭でもお知らせしましたように、今後も情勢とつきあいながらあるべき姿としての再公演の実現に向けて尽力する所存です。
改めて「怪獣の教え」の舵を切る方向が決まり次第、皆さまにご報告いたします。
「夢をみることに飽きたことなんてない」
新たな思いも胸に、来年皆さまと再会できることを願いながら…
一日も早い事態の収束と皆さまの平穏を心から祈っております。
2020年6月13日
主催:IMAGINATION
f払い戻し方法につきましては、下記のURLからご確認ください。
豊田 利晃(監督・脚本・映像) コメント
新型コロナウイルスについての情報がメディアで拡散されていく中、重く捉える人、軽く捉える人、会う人それぞれ捉え方が違います。命が脅かされる不条理、経済的な困窮、心に忍び寄る恐怖感。海外の状況は驚くほど深刻でもあります。チケットを買って楽しみにしてくれている人たちも、4月から稽古を開始するキャスト、ミュージシャン、スタッフたちも同じ不安を抱えています。
過去、現在、未来の時間の流れの中で生きている私たちですが、今は現在の中でずっと足踏みしているような状態です。まるで未来を奪われた囚人のようです。人を愛するには未来への期待が必要です。誰もが明るい未来をイメージできるのにはもう少し時間が必要だと思います。
特効薬が開発され、感染拡大が止まることを望んではいますが、ウイルスが死滅することはないと思います。ウイルスと共に生きていく覚悟も私たちには必要なのではないでしょうか。そのことも踏まえて舞台も進化させ、より力強いものに仕上げていきます。
4月24日から5月3日の『怪獣の教えTHE FINAL』は公演を延期します。
7月31日から8月10日に『怪獣の教えEmission of Light』として赤レンガ倉庫ホールで公演を振り替えます。
Emission of light=放光、発光。
私たちが恐怖感を拭い去り、再び、自らの光を発光する力を獲得し、舞台で観客の皆様と一緒に、透き通った未来を共有できる日が来るまで、牙を磨いて待っています。未来を恐れることはない。夏に逢いましょう。
窪塚洋介(天作 役)コメント
混沌の大海原が荒れ始めました。
俺は白い岩礁の上に立ち、鉄の杭を手にしたまま、彼方で手招く雷を眺めている。
大きな嵐が来るようです。
今はまだ始まったばかり…
心の手綱をしっかりと握り、優しさというコンパスの指す未来へ向かいましょう。
どんな現実でも「夢を見ることに飽きることなんてない」そう言えるように。
皆さんに笑顔でお会いできることを楽しみにしています。
2015年 11 月に横浜赤レンガ倉庫で上演された映画監督・豊田利晃の初舞台作品「怪獣の教え」 は、ライブと舞台と映画が融合された新しい空間を演出し、大盛況のうちに終了。
その後2016年に会場を六本木ブルーシアターに拡大して公演。
そしてついに「怪獣の教え THE FINAL」が3度目の公演でファイナルを迎える。
2020年の今、「怪獣」の衝撃を体感できるラストチャンスだ。
〜物語〜
小笠原諸島の青い海。海の上を漂う一隻の船。船の上には二人の男。国家の秘密を暴露して、政府から追われる
天作(窪塚洋介)。パラダイスで生きることの葛藤を胸に抱く、島育ちの大観(渋川清彦)。天作は東京で事件を起こし、島へ逃げてきた。従兄弟の大観に船を出してくれるように頼んだ。何か事件を起こして無人島にでも隠れるだろう、と大観は思っていた。しかし、天作の目的は別にあった。祖父から教えられた、『怪獣』を蘇らせることだった。一隻の船に乗り込むと二人は海へ出る。昨晩、二人はひとりの女性と会った。世界の島を転々としながら暮らす、アイランドホッパーのクッキー(芋生悠)。クッキーは怪獣の教えの秘密を知っていた・・・・・。
2020年4月24日(金)~5月3日(日)
横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホール
料金:¥9500(全席指定・税込)
前売発売:1月25日(土)10:00〜
■IMAGINATION HP内Shopにてオリジナルチケット +限定ステッカー付き販売
一般発売:2月1日(土)各プレイガイド
■ローソンチケット TEL:0570-000-777(Lコード:31469)受付時間:10:00~18:00
https://l-tike.com (PC・モバイル共通)
https://l-tike.com/order/?gLcode=31469
■イープラス https://eplus.jp (PC・モバイル共通)
https://eplus.jp/sf/detail/3203010001-P0030001
これが最後だ。2020年、遂に「怪獣」が襲来する。
公演延期
オリジナルチケット
+
限定ステッカー
演出・脚本・映像:豊田利晃 出演:窪塚洋介 渋川清彦 芋生悠
音楽:TWIN TAIL 中村達也(Dr)ヤマジカズヒデ(Gt)青木ケイタ(Sax&Fl)/GOMA(Didgeridoo)
音響:ZAK 美術:杉本亮 舞台照明:高田政義 舞台監督:庄山彰浩 装飾:渡辺大智 劇中映像撮影:重森豊太郎/豊田利晃 劇中映像照明:中須岳士 VFX:道木伸隆
編集:村上雅樹 衣装:伊賀大介 ヘアメイク:徳田芳昌 怪獣デザイン:ピュ~ぴる
宣伝美術:大橋修 宣伝スチール:菊池修 宣伝広報:筒井史子
サウンドアドバイザー:堀江博久 音楽プロデューサー:藤井努 制作:久永光
アシスタントプロデューサー:小野寺隆一 プロデューサー:出原知之
主催企画制作:IMAGINATION
演出・脚本・映像:豊田利晃
コメント
『怪獣の教え』は、2015年赤レンガ倉庫大ホール、2016年六本木ブルーシアターに続き、4年振り、三度目の公演、そして最後の公演になります。2回の前回の公演は共に5日間、7公演で連日ソールドアウトでした。見れなかった人も多くいました。映画の舞台挨拶などで地方に行くと、「見逃したのでもう一度やって欲しい」「公演を見たけど、もう一度見たい」と驚くほど多くの人たちから声をかけられます。それは、ちょっと驚きでもありました。でも、納得いくものでもありました。自分で言うのもおこがましいですが、あれほど衝撃的な舞台は他にはないと思っています。演劇と音楽ライブと映画上映が一体化してセッションをしている、舞台そのものが怪獣のように僕自身も感じていたからです。そして観客だけではなく、役者、スタッフ、バンドたちからも「もう一度やりたい」とずっと言われていました。僕自身も同じ気持ちです。怪獣をもう一度動かしてみたい、と。怪獣が暴れるのであれば、2020年という時代は最適だと確信しています。自然災害の被害に苦しまされた2019年。その被害の修復もされずに、東京オリンピックに膨大な資金を投入するこの国に、怪獣は黙ってはいないぜ、と思っています。是非、『怪獣の教え』を体感してみて下さい。心が震えるような舞台にしたいと思っています。
天作:窪塚洋介
コメント
横浜、六本木、過去2度の公演で体験したことを、この最終章で答えとして芝居にします。つまり、この『怪獣の教え』に今の自分のすべてをぶつけます。
大観:渋川清彦
コメント
2020激動の年。 自由にタバコもすえない時代。荒波の中で足元を見て、先を観る。吉とでるか凶とでるか。楽しみ。ダマサレルナ、自分が信じることを信じる。それが怪獣の教え
クッキー:芋生悠
怪獣の教えFINALという大事なタイミングで参加させて頂くこと、感激しています。 豊田さんが小笠原諸島の土地から溢れ出るように発想した脚本。窪塚さんや渋川さん太田(莉菜)さんの生き生きとした魂によって積み上げられた座組なので、そこに自分が入った時どんな事が出来るのだろうか。何を得られるのだろうかと今は期待に胸を膨らませている次第です。 22歳になった今、10代の頃よりも多くのことを知りました。
でももっと根底に知りもしなかったものが潜んでいるかもしれない。
深く泳ぎ探し回ってみたいです。
限りある公演ですので生で目撃して頂きたいです。
よろしくお願いします。
Dr.中村達也
Gt.ヤマジカズヒデ
Sax&FI.青木ケイタ
GOMA(Didgeridoo)